Blog 一番星

雑記。ときどき日記。


 

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弱点だとされる性質を持った人間において、その弱点を克服することは正しいのだろうか。

その弱点をもちながらも、その人間は生きている。即ち、淘汰されていない。その弱点は、それを持っていても淘汰されることがない、些細な弱点にすぎない。

その弱点を克服することによって、他の弱点が生じるかもしれない。そして、その新たな弱点が、その人間が淘汰される原因になるかもしれない。
発想の元:
ジャーカー・デンレル : 思考力レッスン10, 5 選択バイアスの罠. 「考える技術」の教科書, DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 別冊, 50-54 (2008-12) p.54.

>生還した戦闘機が教えること

 選択バイアスについて統計の世界でよく引用されるエピソードを紹介しましょう。

 第二次世界大戦中、統計学者のエイブラハム・ワルドは、敵からの攻撃に対する戦闘機の脆弱性について調査していました。入手したデータはいずれも、ある部分の被弾頻度が他の部分のそれより過度に多いことを示していました。...

 彼の意見は、データに内在する選択バイアスを踏まえたものでした。得られたデータは帰還した戦闘機のものばかりです。ワルドは次のように推論しました。致命的な部位に被弾した場合、帰還できる可能性は低くなる。逆に、被弾しても帰還した戦闘機は、そのような致命的な部位を攻撃されたのではなかったと考えられる。それゆえ、ワルドはこう主張しました。「被弾に耐えて帰還した戦闘機の傷んだ部分を補強しても何の効果もない」

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