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機能を果たす設計解が見つかると、設計者は、設計を科学的に発展させなくても直感的な改良(エンジン出力の増大など)によって、機械の性能を上げることができる。

科学から設計者へ技術が移転する速度は、かなりの割合で設計者側の必要性によって決まってしまう。つまり、設計仕様次第なのである。

設計仕様が経験がある領域から逸脱する場合、経験ある設計手法では、設計仕様を満足する設計解が見つからないかもしれない。そのような場合に、設計者は科学に向かい合う。

発想の元:

いずれもJr.,John D. Anderson=著, 織田 剛=訳 : 空気力学の歴史 (京都大学学術出版会, 2009)から。

pp.342-343.

比較的貧弱であった空気力学的な設計特性をものともしないだけの強力なエンジンを搭載したおかげで、...。その高速性能と構造的に頑丈であったことから、第一次世界大戦における最も優秀な航空機に数えられている(...)。常に空気力学が飛行機の成功と不成功を決定する要因というわけではなかった。


p.423.

保守的な設計手法の好例である。つまり、「設計者達は飛行機設計のやり方を知っている実務家としての姿勢を身につけてしまっていた。それまでの20年間、設計者達はずっとそうして設計を行ってきたからである。101[*]

* 101. Miller, Ronald, and Sawers, David. 1970. The Technical Development of Modern Aviation. New York: Praeger.


p.559.

 エンジニアリング科学から飛行機設計者へ技術が移転する速度は、かなりの割合で設計者側の必要性によって決まってしまうことは明らかである。設計者にとって決められた設計仕様を満足させる唯一の方法が最新の科学研究成果を丹念に調べることである場合に、技術移転が速やかに行われるようになる。


関連:
100年前の技術から現代への教訓を学ぶ(15.365 Disruptive Technology) - My Life in MIT Sloan
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