Blog 一番星

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クラウゼヴィッツ=著 篠田英雄=訳: 戦争論 (中) (岩波書店, 1968) p.233.

>戦争が給養方式を規定するのか、それとも給養が戦争を規定するのか、という問題である。この問題に対する解答はこうである。―― 戦争の遂行に必要な自余いっさいの条件が許す限り、先ず給養方式が戦争を規定するだろう、しかしこれらの条件が従来の給養方式に反対し始め、もはやその存続を許さないようになると、逆に戦争が給養方式を規定するのである、と。

はじめてこの文章に出会ったとき、「給養方式が戦争を規定する」の意味がわからなかった。

しかし、マーチン・ファン クレフェルト「補給戦―何が勝敗を決定するのか」を読んで、意味がわかった。

  「腹が減っては戦はできぬ」。だから、「腹が減らないように戦をする」、

ということなのだ。

具体的には、次の2点があたる。
  • 現地徴発が成功するように、豊かな穀倉地帯を進軍する。
  • 食糧を求めるために頻繁に移動する。*1

*   *   *

マーチン・ファン・クレフェルト=著, 佐藤 佐三郎=訳 : 補給戦――何が勝敗を決定するのか (中公文庫, 2006) p.31.

>結論は再び兵站上の考慮が戦略より優先されることになった。

*1: これは、第一次大戦以後、補給物資の主が、食糧から弾薬に変わることによって、解消された。さらに、今度は、頻繁な移動が、かえって不可能になった。

マーチン・ファン・クレフェルト=著, 佐藤 佐三郎=訳 : 補給戦――何が勝敗を決定するのか (中公文庫, 2006) p.387.

>新しい必要物質[:弾薬]は、基地からの絶え間ない補充でまかなうしかなかった。そのために、今や停止中の軍隊を維持するのは比較的容易になり、急速に移動中の軍隊を維持するほうがほとんど不可能になった。

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2008.07.21 10:47 URL | tk18(管理) #cAPDhLHE [ 編集 ]












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